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勝利したゲームの統計
白	224851 (47.90 %)
黒	219876 (46.84 %)
引き分け	24633 (5.24 %)

チェス

駒の初期配置およびゲームの目的

チェスは縦8筋横8列の計64の升目の盤上で行われるゲームです。各プレーヤーはキング（王様）1つ、クイーン1つ、ルーク2つ、ビショップ2つ、ポーン4つの計16の駒を配置してゲームをスタートします。下の図にある通り、初期配置では、各プレーヤーの全ての駒がプレーヤー側から見て2段の陣地内にあります。



ゲームの目的は敵のキングを詰ますことです。すなわち、プレーヤーが敵の王様を攻め、王がどう動いても敵の駒に取られる状態にすることです。ゲームの詳細については以下の項で順次説明していきます。

駒の動き
チェスはいろいろな種類の駒がそれぞれ違った動きをするので難しいと思われがちですが、実は各駒の基本的な動きを短い時間で習得するのはそれほど難しいことではありません。以下の図で説明します。（駒の動きは緑の×字で表示）

キング（王様）



キングはどの方向にも一つづつ進むことができます。ただし、キャスリング(入城）と呼ばれる味方同士のルークとキングが一つの動きで左右に入れ替わる場合は例外です。キャスリングではキングは二マス左右方向に動き、ルークがキングの元いた位置に入れ替わります。ショートとロングの2種類のキャスリングがありルールはそれぞれ異なります。（以下の図にキャスリング前と後の状態を表示）

ショートキャスリング



ロングキャスリング


キャスリングが成立するには以下の条件を満たさなければなりません:

• キャスリングを行うキングとルークはゲーム開始時の位置から動いてはいけません。
• キングがチェックをかけられているときにはキャスリングはできません。
• キングとルークの間には駒があってはなりません。
• キングは敵の駒が利いている場所を通過することも、利いている位置までの移動もできません。キングが攻撃（動かないと次の手で敵の駒がキングを取ってしまう状態）されていることをチェスではチェックと呼びます。これは将棋の王手に相当します。キングがチェックされたら次の手で直ちに以下の方法でその状態を解消しなければなりません。
  
  
  
  • キングを攻撃している敵の駒を取る。
    
  • キングを敵の駒の利いていない場所まで移動する。
    
  • 味方の駒をチェックをかけている駒の利いている方向に移動させて敵の攻撃を遮断する。
    
  
  プレーヤーが上記の方法でもチェックをはずすことができない状態をチェックメイト（将棋の詰みにあたる）と呼び、チェックメイトをかけられたプレーヤーは負けとなります。
  
  クイーン
  
  
  
  クイーンはチェスで最強の駒で斜め、上下左右方向に何マスでも動くことができます。
  
  ルーク
  
  
  
  ルークはクイーンの次に強力な駒で上下左右方向に何マスでも動くことができます。
  
  ビショップ
  
  
  
  ビショップは斜め方向にならいくらでも進めます。ビショップにはそういう特性があるのでゲーム開始時には一つが薄い色のマス、もう一つが濃い色のマスに配置されます。2つのビショップを合わせて盤上のどこにもいけるというわけです。
  
  ナイト
  
  
  
  ナイトはの動きはL字型で将棋の桂馬を八方に展開したような動きをします。ナイトは他の駒を飛び越えて目的地に達することができます。
  
  ポーン
  
  ポーンはチェスで一番弱い駒ですがいろいろ面白い特徴を持っていてこの駒をいかにうまく活用するかが勝敗を左右することになるでしょう。
  
  
  
  • ポーンは真上に一つづつしか進めません。ただし、ゲーム開始時の位置からは他の駒が通路をさえぎらない限り真上に2マス進めます。
    
    
    
    
  • ポーンは斜め上に一つ進み相手の駒を取ります。
    
    
    
    
  • ポーンは最上段に達したとき、同じ色のクイーン、ルーク、ビショップ、ナイトのいずれかに昇進することができます。このことを将棋の表現を借りれば「成る」、チェス用語では「プロモーション」と呼びます。以下の変則チェスの説明には将棋用語を借りて「成る」という表現を使わせていただきます。ポーンが成った場合、すぐに成った駒の動きが使用できます。ポーンが成ったクイーンは成ったと同時にチェックやチェックメイトができます。
    
    
    
    
  • 敵のポーンが前の手で2マス進み、自陣のポーンが敵のポーンと同じ段で隣に並んだとき、敵のポーンが一つしか進まなかったと同様にその駒を取ることができます。このことをチェス用語でアンパッサンと呼びます。これはフランス語で「通過の途中の」という意味です。アンパッサンは敵の駒が前に２つ動いた次の手で行わなければなりません。それ以降にアンパッサンの権利を行使することはできません。以下の図はアンパッサンの一例で、黒のポーンが動く前、動いた後、アンパッサンの後を示しています。
    
    
    
    
  
  
  
  駒の取り方
  プレーヤーの盤で敵の駒のあるマスに一つあるいはそれ以上の駒が行くことができる場合、その敵の駒を取ることができます。取るという行為はプレーヤーが相手の駒を盤より取り除き、自分の駒を代わりにそのマスまで動かすということです。取った駒は番の下（あるいは上）に取った駒として表示されます。
  
  
  
  プレーヤーは他の駒が駒の利きを遮断しているときは敵の駒を取ることはできません。ただしナイトは例外で他の駒を飛び越えて相手の駒を取ることができます。
  
  
  
  キングは取ることはできません。取ることができるのはキング以外の駒です。
  
  
  ゲームの終了
  チェスは以下の条件が成立すると終了します。
  
  
  
  • プレーヤーが相手のキングを攻撃（チェックをかける）し、相手がそのチェックを解消することができないとき。このことをチェス用語でチェックメイトと呼びますが将棋の詰みに相当します。チェックメイトをかけられた側が負けとなります。
    
  • プレーヤーは現在チェックはかかっていないが駒をどう動かしてもチェックがかかるため身動きが取れない状態。これをチェス用語でステールメイトとよびゲームは引き分けとなります。
    
  • どちらかのプレーヤーが負けを認め降参する場合。将棋で投了に当たります。
    
  • 両方のプレーヤーが引き分けに合意した場合。
    
  • その他の引き分け（チェックメートする駒不足、3回同じ局面の繰り返し、50手の間、駒を取ったりポーンが動かない状態）に当たる条件はBrainKingにおいては自動的に引き分けとされません。なので上記の理由でこのゲームは引き分けに相当するという場面が生じましたらinfo@brainking.comまでご連絡をください。ゲームを終了させます。.
    
  
  
  他の重要ルール
  
  • プレーヤーは敵の駒しか取ることができません。自分の駒は取れません。
    
  • プレーヤーは自分のキングを相手の駒が効いている場所に動かすことはできません。BrainKingでは自動的にチェックのかかる場所への動きができないように設定されています。
    
  
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  参照: チェス, 象棋（シャンチー）, 将棋, 角チェス, 城郭チェス, 大群チェス, 持ち駒チェス, 逆チェス, 絶滅チェス, マハラジャ・チェス, 王手三つチェス, 暗闇チェス, 爆発チェス, ヤヌス・チェス, 大使チェス, 面チェス, 狂面チェス, 筒チェス, アマゾンチェス, ベロリナチェス, フィッシャーランダムチェス, レガンチェス, ナイトのリレー, 大型チェス, カパブランカランダムチェス, ロスアラモスチェス, 曖昧チェス, ５五将棋, サイコロ・チェス, リサイクル・チェス, 氷期チェス, ベヒーモス（巨獣）チェス, チェシャ猫チェス, ナイト詰ましチェス, キングのレース, サイコロチェス10x10, すし詰めチェス